九州外科学会 その他

演題No.B4-3 5月13日 午前 第二会場
演題名 血管増生の著しい副腎皮質癌に対し 術前にTAEを施行し摘出した1例
発表者所属 日本赤十字社長崎原爆病院外科、同病理*、 同放射線科**
発表者氏名 能村正仁、小松英明、中崎隆行、谷口英樹、中尾 丞、栄田和行、高原 耕*、大坪まゆみ**、福島藤平**
抄録

今回副腎皮質癌に対し術前TAEを施行したの ち摘出しえた1例を経験したので報告する。 症例は45歳、女性。検診にて腹部超音波検 査を受けたところ右副腎に腫瘍を指摘され、 精査加療目的にて当科受診となる。明らかな 腫瘍は触知せず、内分泌検査も正常であった。 腹部超音波、CT、MRIにて右副腎に約11cm 大の腫瘍を認め、肝、腎への浸潤も疑われた。 血管造影にて腫瘍は非常に血管増生が豊富で あり術中出血を考慮し腫瘍の栄養血管に塞栓 術を施行、その後経胸経腹的に右副腎摘出行 った。肝、腎への明らかな浸潤はなかった。 病理では副腎皮質発生で低悪性度の副腎皮質 癌の診断であった。本例につき若干の文献的 考察を含め報告する。

索引用語 索引用語:1. 副腎皮質癌