演題No.C2-3 5月12日 午後 第三会場
演題名 肺動脈腫瘍(Malignant Fibrous Histiocytoma,MFH)の1治験例
発表者所属 福岡徳洲会病院 胸部心臓血管外科
発表者氏名 山田典子、湊 直樹、池田和幸 
抄録 症例は65歳男性。99年3月より労作時息切れ、全身浮腫が出現し、近医にてcachexia、肺高血圧(74mmHg)、TR3度を伴う右心不全と診断され、当科紹介となった。CT、肺動脈造影で主肺動脈から左右肺動脈内に占拠病変を認め、肺動脈血栓症あるいは腫瘍の診断にて5月31日手術を行った。胸骨正中切開、両側縦隔胸膜切開のもと、部分体外循環、心拍動下に主肺動脈を切開し、腫瘍を末梢肺動脈内まで肺動脈内膜を含めて全摘出した。三尖弁輪縫縮術も行った。病理診断はMFHであった。術後肺動脈圧は32mmHgに低下し右心不全症状も消失した。術後22日目に退院した。稀な肺動脈腫瘍について若干の文献的考察を加えて報告する。
索引用語 1、肺動脈腫瘍  2、腫瘍切除術