九州外科学会 小腸,大腸

演題No.D1-3 5月12日 午前 第三会場
演題名 Hand-assisted laparoscopic surgery (HALS)による結腸切除術の検討
発表者所属 1)九州大学大学院臨床・腫瘍外科, 2)同光学医療診療部
発表者氏名 1)土居布加志、水元一博、2)清水周次、1)壬生隆一、田中雅夫
抄録

 当科では最近、早期および進行結腸癌に対しHALSによるD3リンパ節郭清を伴う結腸切除術を行っているので今回その症例を検討した。症例は1999年9月より経験した6例の結腸腫瘍(上行結腸:1例、下行結腸:1例、S状結腸:2例、直腸:2例)であり、全例3群リンパ節郭清を伴う結腸切除術を行った。術後経過は良好で、全例術後1日目には歩行可能となり、2日以内に排ガスを認めた。HALSによる結腸切除術は、用手的に組織の感触が認識できるため従来の腹腔鏡下結腸切除術に比べ腸管の剥離やリンパ節郭清がより確実となり、手術時間が短縮されるという利点があるが、挿入した手が腹腔鏡の視野を妨げることもあり、トロッカー挿入部位を工夫する必要があると思われる。

索引用語 1.大腸腫瘍 2.腹腔鏡下結腸切除術