九州外科学会 胆,膵

演題No.G5-4 5月13日 午前 第一会場
演題名 膵癌非治癒切除術後長期生存例の2例
発表者所属 九州厚生年金病院外科1) 病理2)
発表者氏名 倉持 均、児玉 和彦、西方 不二彦1)、碇 修二、岩田 康2)
抄録

 1例目は56才女性。92年多発肝転移を合併する膵体尾部癌(stageIVb)に対し脾合併膵体尾部切除施行。術後、肝転移に対し92年から98年までTAEを計8回、動注化学療法1回施行。現在、腫瘍は増大を認め、積極的治療は中止し、緩和ケアに移行している。  2例目は63才男性。94年膵頭部癌(stageIII)に対し膵頭十二指腸切除術施行。しかし、術後病理診断にて、膵切除断端陽性を認めた。しかし、6年経過した現在、膵断端部に2cm大の再発を疑わせる腫瘤を認めるものの、外来での経過観察のみで、生存している。  今回我々は、非治癒切除にもかかわらず5年以上の長期生存を得られている2例の症例に対し、若干の文献的考察を加え報告する。

索引用語 膵癌、長期生存