九州外科学会 肝

演題No.H2-4 5月13日 午前 第一会場
演題名 肝癌肉腫の一例
発表者所属 久留米大学外科1)、同放射線科2)
発表者氏名 阿南 匡、原雅雄、奥田康司、木下寿文、江里口直文、青柳成明1)、宮田直史2)
抄録 肝腫瘍の多くは肝細胞癌を含めた上皮性腫瘍であり、肝肉腫は1%前後と報告されている。今回我々は極めて希な癌肉腫の一例を経験したので報告する。症例は65才男性、主訴は右季肋部痛、CTにて肝内側を中心に末梢胆管の拡張、軽度の造影効果を伴う径10cmの腫瘍を認めた。周囲に肝内転移及びS8、S7にも転移を認めた。血管造影では中肝動脈のencasementと同支配領域に無血管野を認め、P4の閉塞を認めた。CEA CA19-9 AFP PIVKA-IIは陰性であった。肝内胆管癌の診断にて肝拡大左葉切除+肝外胆管切除術を行った。術後病理診断では著名な出血、壊死を伴い、紡錐形の異型細胞が増殖しており、免疫染色の結果はビメンチン陽性、AE1,AE3陽性で癌肉腫と診断した。
索引用語 肝臓、癌肉腫