九州外科学会 小腸,大腸

演題No.I7-2 5月13日 午前 第三会場
演題名 多発空腸憩室の2手術症例
発表者所属 大分医科大学第一外科、こが病院1)、高田中央病院外科2)
発表者氏名 藤井及三、猪股雅史、白石憲男、安達洋祐、北野正剛、掛谷和俊1)、垣迫健二1)、有永信哉2)、平塚弘一2)
抄録

 われわれは腹痛で発見された空腸憩室の2例を経験したので報告する。症例1は63歳男性。腹痛と発熱で来院。CT検査及び小腸造影にて空腸に大きさ約5cmの憩室数個を認め、空腸憩室炎の診断で手術。切除標本では腸間膜側に最大径5cmの憩室を10個認めた。症例2は89歳女性。急激な腹痛で発症し、消化管穿孔による汎発性腹膜炎の診断で緊急手術。空腸腸間膜側に一部穿孔を伴う最大径8cmの憩室を6個認め、空腸部分切除術を施行した。急性腹症では空腸憩室炎も考慮すべきである。

索引用語 空腸、憩室