九州外科学会 その他

演題No.I9-2 5月13日 午前 第三会場
演題名 後腹膜平滑筋腫の一例
発表者所属 大村市立病院外科
発表者氏名 阿保貴章、猪野睦征、吾妻康次、松尾俊和
抄録

後腹膜平滑筋腫は比較的まれであり若干の文献的考察を含め報告する。 症例は60歳、男性。肝機能異常を指摘され上腹部CTを施行。脾門部に6cmの腫瘍を指摘された。エコー、MRIにおいてもほぼ同様の所見を認めた。腫瘍は膵、脾とは離れており胃穹隆部に接していた。上部消化管造影、胃内視鏡検査、超音波内視鏡にては胃粘膜下腫瘍を疑った。血管造影では膵、脾、胃いづれもoriginとは考えにくく胃脾間膜、後腹膜由来とされた。以上より原発組織未確定のまま手術施行した。腫瘍は胃の後方にあり大きさは6×6×4cmで暗赤色で胃、膵、腎、脾とは境されており後腹膜腫瘍と考えられた。十分に断端をとり切除した。 病理診断は平滑筋腫であった。術後約1年9ヶ月経過し再発なく経過観察中である。

索引用語 1.後腹膜腫瘍2.平滑筋腫瘍