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九州小児外科学会
| 演題No.P2-3 | 5月12日 午後 第二会場 |
| 演題名 | 外傷性大腿動脈閉塞をきたした小児の一治験例 |
| 発表者所属 | 佐賀県立病院好生館心臓血管外科、1)小児外科、2)病理検査科 |
| 発表者氏名 | 古賀康夫、樗木等、古川浩二郎、古賀秀剛、1)平田祐造、1)林田裕、2)山崎文朗、2)入江康司 |
| 抄録 | 症例は6歳男児。自転車にて走行中バイクと衝突、左鼠径部を強打し近医を受診した。左下肢の脈拍を触知できず、左大腿動脈急性閉塞症の診断で当科に紹介となった。来院時、左鼠径部に血腫を認め、それ以下の下肢の脈拍を触知できず冷感も伴っていた。症状はそれのみで、造影CTにて鼠径閉塞部以下の末梢側の血流を認めたため、まずは待機的にみることとした。血管造影検査にて左総大腿動脈に約2cmの完全閉塞を認め、Ankle pressure indexは0.67と低下していた。間歇性跛行が出現する可能性の高いこと、今後の下肢の成長を考慮し手術適応とした。手術は左総大腿動脈の閉塞部を約2cm切除し直接端々吻合が可能であった。小児の急性動脈閉塞の手術報告例は稀であり若干の文献的考察を加え報告する。 |
| 索引用語 | 外傷、大腿動脈、動脈閉塞症 |