九州小児外科学会

演題No.P4-2 5月12日 午後 第二会場
演題名 先天性横隔膜ヘルニア術後GERの1例
発表者所属 長崎大学第1外科
発表者氏名 黒崎伸子、大畠雅之、綾部公懿
抄録

先天性横隔膜ヘルニア(以下CDH)の術後にGERを発症する事は、過去にもさまざまな報告がされている。今回、我々は同様の症例に対し、外科的治療を行ったので、若干の文献的考察を含めて報告する。  症例は、胎生33週時のUSでCDH診断された女児である。体重2,830g、在胎38週で出生した直後よりチアノーゼあり、待機手術予定でHFOで4日間管理した後、経腹的横隔膜閉鎖術施行した。人工呼吸離脱後より時々嘔吐見られたが、体重増加あり、生後2ヶ月でいったん退院した。徐々に嘔吐著明となり、生後7ヶ月で5kg未満と体重増加不良のため、精査施行した。造影では、食道裂孔ヘルニア様であったが、内視鏡で胸腔内消化管粘膜生検した結果、全て食道で、pHモニターの結果、GERと診断した。8ヶ月時に噴門形成術及び胃瘻造設にて症状改善し、体重増加良好である。

索引用語 先天性横隔膜ヘルニア、GER