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九州外科学会 胃,十二指腸
| 演題No.S1-3 | 5月12日 午前 第二会場 |
| 演題名 | 胃穿孔を合併した高齢者胃軸捻転症の1例 |
| 発表者所属 | 国立療養所川棚病院外科 |
| 発表者氏名 | 阿保貴章 大嶋隆 本庄誠司 |
| 抄録 | 今回我々は慢性に経過していた高齢の胃軸捻転症患者に、胃穿孔が合併したため手術を行い、良好な結果を得たので報告する。 症例は89歳女性。上腹部の膨隆、嘔吐のため入退院を繰り返していた。上部消化管造影にて胃軸捻転症と診断されていたが、保存的治療にて軽快していた。平成11年3月28日同様の症状にて入院、胃管挿入等により症状軽快していたが、4月22日、急激な腹部膨隆、腹痛が出現。腹部単純写真にてフリーエアを認めた為、穿孔性腹膜炎の診断で開腹手術を行った。 手術所見では胃前庭部が挙上し短軸方向に捻転しており、穿孔部は胃底部であった。胃内圧の上昇が穿孔の原因と考えられた。穿孔部縫合閉鎖、腹壁への胃の固定を行った。術後経過は良好であり、透視にて、正常な胃の形態と、十二指腸への良好な流出が認められた。 |
| 索引用語 | 胃軸捻転 胃穿孔 |