九州外科学会 胃,十二指腸

演題No.S3-3 5月12日 午前 第二会場
演題名 壁外性に発育したAFP産生胃癌の一例
発表者所属 玉名地域保健医療センター
発表者氏名 茂見康博、赤木純児、後藤二郎、大野精一、 池永剛、岡本喜雄
抄録

症例は63歳女性。1999年7月初旬、左上腹部痛出現。胃カメラにて胃体中下部大弯前壁にBorr II型の腫瘍を(組織型は低分化腺癌)認めた。腹部CT・胃透視にて、腫瘍は壁外性に約8cmの球状のmassを形成していた。血液検査にてAFPが15401と著明に上昇しており、AFP産生胃癌の診断で、8月18日胃全摘術+脾・膵尾部・横行結腸合併切除術を施行した。切除標本で腫瘍はBorr II型腫瘍に連続して壁外性に突出する12x10cmの腫瘤を形成しており、内部には壊死物質が大量に認められた。切除標本の免疫組織化学染色にてAFP陽性であった。今回我々は壁外性に発育した非常にめずらしいAFP産生胃癌を経験したので弱干の文献的考察を加えて報告する。

索引用語 AFP産生胃癌  壁外性発育胃癌