九州内分泌外科学会 甲状腺

演題No.T1-5 5月13日 午前 第二会場
演題名 甲状腺濾胞癌の検討
発表者所属 宮崎医科大学第二外科
発表者氏名 小谷幸生、関屋 亮、土田裕一、宮崎哲真、内野広文、黒木順哉、中村都英、松崎泰憲、鬼塚敏男
抄録

1981年1月より1997年12月までに当科にて切除を行った全甲状腺癌116例のうち濾胞癌症例と診断された15例を対象とした。男性1例女性14例、年齢は22〜74歳で平均年齢は47.0歳であった。超音波検査で悪性所見を認めた症例は4例であった。穿刺吸引細胞診は7例に施行され、classIIIb以上は4例であった。201Tlシンチ所見で早期晩期とも集積した症例は9例であった。術中迅速病理診断は11例に施行し6例が濾胞腺腫、5例が濾胞癌であった。術式は部分切除2例、葉切除7例、亜全摘2例、全摘4例であった。予後は5年生存率、10年生存率ともに85.6%であった。濾胞癌の術前診断は困難であり、診断治療には慎重を要すると思われた。

索引用語 1.甲状腺濾胞癌 2.甲状腺濾胞腺腫