九州内分泌外科学会 甲状腺

演題No.T2-2 5月13日 午前 第二会場
演題名 内視鏡下上皮小体腺腫摘出術
発表者所属 九州大学臨床・腫瘍外科1)、光学医療診療部2)
発表者氏名 大城戸政行1)、清水周次2)、黒木祥司1)、横畑和紀1)、内山明彦1)、有馬剛1)、水元一博1)、田中雅夫1)
抄録

前頚部吊り上げ法による手術成績を報告する。単発性腺腫と診断した原発性上皮小体機能亢進症11例を対象とした。患側鎖骨下に3cmの斜切開をおき広頚筋後面を剥離後、前頚部皮膚の吊り上げ法にて術野を展開した。側頚部より5mmの斜視鏡を挿入し側方アプローチで腫瘍を摘出した。摘出時間は40〜175分, 出血量は0〜175g, 摘出重量は0.37〜3.26gであった。全例に術中迅速病理検査を施行した。intact PTH及びCaは術後速やかに低下した。反回神経麻痺と皮下剥離部の漿液貯留を各1例認めた。本法は前頚部に術創を残さないため美容上優れており、また皮下気腫等の合併症も回避でき上皮小体腺腫の治療法の一つとなりうると考える。

索引用語 原発性上皮小体機能亢進症、内視鏡下手術