九州外科学会 その他

演題No.脾、出血1-2 6月1日 11:20-11:48 第三会場
演題名 腹腔鏡にて治療可能であった巨大脾嚢胞の1例
発表者所属 中津市民病院外科
発表者氏名 古賀 聡、末廣剛敏、武富紹信、二宮繁生、吉田隆典、矢野篤次郎、松股 孝
抄録

【はじめに】腹腔鏡下に摘出可能であった巨大脾嚢胞を経験したので報告する。【症例】19歳女性、2月2日起床時左季肋部痛あり、左上腹部膨隆あり近医受診、エコー、CTにて脾臓に径10cmの腫瘤あり紹介。既往歴、家族歴特記すべきことなし。エコーでやや低エコー、CTで水よりやや高信号で均一、MRIでは血管造影では脾動脈由来であった。上皮性嚢胞の診断の元、3月2日腹腔鏡下脾臓摘出術施行。トロッカーを4本挿入し、副脾を残すように脾周囲を剥離し脾動静脈を一括してエンドカッターにて切断。エンドパウチ内で嚢胞内容を吸引後、脾臓を破砕し摘出した。嚢胞内容は漿液性で細胞成分に富んでいた。【まとめ】脾嚢胞は上皮性非上皮性の鑑別が困難であるので穿刺吸引はせずに摘脾をすべきであり、腹腔鏡下に安全に摘出可能である。

索引用語 脾嚢胞、腹腔鏡下切除